DABP発振回路を使ってキャパシタのESRを測定する構想(1)追記あり
2018-01-27
【追記しました】
以前の記事でDABPフィルタを使った発振回路の実験をしたことがあります。
DABP(Dual Amplifer Band Pass)フィルタとGIC(Generated Immitance Converter)の解析
DABPを使った発振回路
DABPを使った発振回路(2)
DABPを使った発振回路(3)LEDからランプ制御へ
DABPを使った発振回路(4)ランプ変更(修正版)
DABPを使った発振回路(5)ランプの特性、分圧抵抗を変更、コンデンサを変更
下図がDAPB発振回路。
右側が回路図で、点線から右がGICを使った仮想インダクタです。R4=R5の時にV3=2*V2と2倍のゲインを持ちます。
左側が概略図、V3を振幅制御用のランプとVR1で分圧します。
ESR=0ならV1=V2となるはずですが、実際にはESRの影響でV2<V1となります。
そこでESRを含んだLC同調回路の伝達関数を求めればESRを計算できるのではないかと考えました。
上の概略図でのV2/V1を求めてみました。
途中計算は省略し、結果だけ載せます。
発振回路ですので位相=0ですから伝達関数で虚数部=0として求めました。
とりあえずここまで。
【追記】
過去の記事の測定結果を元にキャパシタのESRを求めてみます。
まずインダクタLの値を求めますが、GICを使っているので
L=R2*C2*R3となります。
上の回路から
L=3.3e3*0.047e-6*3.3e3=0.51Hです。
さらにC=0.047e-6、R1=100e3ですので
L/(C*R1)≒109
ESR=109*(1-G)/G
で計算できます。
過去の記事では
ポリプロピレンフィルムコンデンサ
G=0.79 ---> ESR≒29Ω
ポリフェニレンスルフィドフィルムコンデンサ
G=0.94 ---> ESR≒7Ω
と計算できます。ちなみに発振周波数は約1KHzです。
これで0.047μFのキャパシタの1KHzにおけるESRが測定出来たことになります。
問題点
・キャパシタの値を変えると発振周波数が変わります。例えば1KHzにおけるESRを測定しようとすればキャパシタに合わせて仮想インダクタ値も変える必要があります。
・仮想インダクタは理想的インダクタとみなしていますが、現実はどうなんでしょう?
・振幅測定はとりあえずの実験ですのでオシロによる目測です。これでは面倒なので整流して、例えばArduino等でAD変換して計算させるぐらいはできないと。
以前の記事でDABPフィルタを使った発振回路の実験をしたことがあります。
DABP(Dual Amplifer Band Pass)フィルタとGIC(Generated Immitance Converter)の解析
DABPを使った発振回路
DABPを使った発振回路(2)
DABPを使った発振回路(3)LEDからランプ制御へ
DABPを使った発振回路(4)ランプ変更(修正版)
DABPを使った発振回路(5)ランプの特性、分圧抵抗を変更、コンデンサを変更
下図がDAPB発振回路。
右側が回路図で、点線から右がGICを使った仮想インダクタです。R4=R5の時にV3=2*V2と2倍のゲインを持ちます。
左側が概略図、V3を振幅制御用のランプとVR1で分圧します。
ESR=0ならV1=V2となるはずですが、実際にはESRの影響でV2<V1となります。
そこでESRを含んだLC同調回路の伝達関数を求めればESRを計算できるのではないかと考えました。
上の概略図でのV2/V1を求めてみました。
途中計算は省略し、結果だけ載せます。
発振回路ですので位相=0ですから伝達関数で虚数部=0として求めました。
【追記】
過去の記事の測定結果を元にキャパシタのESRを求めてみます。
まずインダクタLの値を求めますが、GICを使っているので
L=R2*C2*R3となります。
上の回路から
L=3.3e3*0.047e-6*3.3e3=0.51Hです。
さらにC=0.047e-6、R1=100e3ですので
L/(C*R1)≒109
ESR=109*(1-G)/G
で計算できます。
過去の記事では
ポリプロピレンフィルムコンデンサ
G=0.79 ---> ESR≒29Ω
ポリフェニレンスルフィドフィルムコンデンサ
G=0.94 ---> ESR≒7Ω
と計算できます。ちなみに発振周波数は約1KHzです。
これで0.047μFのキャパシタの1KHzにおけるESRが測定出来たことになります。
問題点
・キャパシタの値を変えると発振周波数が変わります。例えば1KHzにおけるESRを測定しようとすればキャパシタに合わせて仮想インダクタ値も変える必要があります。
・仮想インダクタは理想的インダクタとみなしていますが、現実はどうなんでしょう?
・振幅測定はとりあえずの実験ですのでオシロによる目測です。これでは面倒なので整流して、例えばArduino等でAD変換して計算させるぐらいはできないと。
スポンサーサイト
スマホとmicro:bitをBluetoothでつなぎたいのだが・・・。
2018-01-27
Androidアプリのmicro:bitをスマホにインストールしたものの、どうにもBluetoothでうまくつながらない。
アプリの画面、ペアリング出来ていることになってます。
スマホのBluetooth設定画面でもちゃんとペアリングできていることになってます。
ところがそれから先がダメ、何度やってもエラー。
ペアリングを消して再度設定しなおしても同じことの繰り返しなので、しばらく様子見です。
micro:bitのレビューを見ても評価が二分してます。
星5つと星1つがほぼ同じ、私と同じように使えないという人が多いようです。
ちなみに私のスマホはAndroidone S2(Ymobile)、Androidのバージョンは8.0.0です。
アプリの画面、ペアリング出来ていることになってます。
スマホのBluetooth設定画面でもちゃんとペアリングできていることになってます。
ところがそれから先がダメ、何度やってもエラー。
ペアリングを消して再度設定しなおしても同じことの繰り返しなので、しばらく様子見です。
micro:bitのレビューを見ても評価が二分してます。
星5つと星1つがほぼ同じ、私と同じように使えないという人が多いようです。
ちなみに私のスマホはAndroidone S2(Ymobile)、Androidのバージョンは8.0.0です。